見直したい風呂敷の使い道
数十年前の日本では、風呂敷はとても一般的な物であり、物を包んでいました。
そして、運んだり収納の際にも用いていました。
そのため、祝い事などの時にも引き出物として用いられることも多く、縁起物として喜ばれるものでした。
ほとんどの家庭にはたくさんの風呂敷があり、それを日常的に使用している人も多かったです。
しかしながら、その風呂敷も今はカバンなどの登場により、使われなくなりました。
使い道などを知らない人も多いくらいの存在です。
そんな中で、国際化が進み、海外の人々が日本の文化などに関心を持ち、その良さを語るようになったことで、
日本人の多くも、風呂敷などの伝統的なものを使用するようになっています。
角を結んでトートバッグのようにしたり、籠の中に入れて中身を隠すために使用している人も多いです。
進化が進む風呂敷デザイン
風呂敷はかつて泥棒が背中に背負うものを主なデザインとして多くの人が浮かべましたが、
最近はいろんなデザインの風呂敷が出回っています。
まずはチェック柄です。利用用途としては弁当包みになります。
小学生の頃は体も大きくなくさほどの量の弁当を食べるほどの人物が、成長するにつれて食べる量も比例します。
高校生にもなれば弁当が二つあっても足りません。弁当箱をその都度購入するのも一つの手ですが、
費用はかさむ上に毎日使っているとすぐに汚くなります。
さっと手洗いできるほどの便利用品では無いので、汚い弁当箱を何時も持ち歩かなければならなくなります。
そこでオススメするのが進化した風呂敷です。チェック柄なので風呂敷と気づかれず、ぱっと見大きめの
ナフキンと勘違いする人も数多くいるでしょう。
結び方に注意すれば軽々と弁当を持ち運ぶことが出来、箱のようにかさばらないので多くのテキストを
持ち運ぶ受験生にはもってこいの商品です。洗濯機で洗えば常に清潔な気持ちで学業に専念できます。
そのほかにも、重いものを持ち運ぶときに風呂敷が役に立ちます。結び方を工夫して片手で持てるように
すれば支点力点の関係で補助的な役割をしてくれるので、引っ越しの際にはもってこいです。
外に出て運ぶ回数も増えるので、昔ながらの風呂敷では近所の目に付いてしまいます。
そこでオススメする柄が幾何学模様です。
中に入れた荷物がこぼれ落ちないようにしっかりと結んで肩に掛ければあっという間におしゃれなバッグに早変わりです。
最近のバッグの流行として、形状が柔らかなものが人気を博しているので、外で持ち運んでも
おしゃれな人という羨望のまなざしを受け続けることが出来ます。
また、風呂敷の便利な点は、何度結んでほどいても生地へのダメージが少なく長持ちすると言うことです。
使っている生地が丈夫なのが特徴で、大きさにも秘密があります。
余裕を持ったサイズなのでちぎれにくく目的を達することが出来ます。