取り扱いやすい再生繊維の風呂敷
風呂敷は大きく丈夫で、色々な種類の物を包むことが出来る為
遥か昔から非常に重宝されています。
贈り物をお届けする時が定番の使用方法ではありますが、
最近ではエコバッグのように、購入したものを包んで持ち帰る利用方法も注目されています。
バッグの中に入れておいてもかさばることが無いために、
皆様も是非一枚バッグに忍ばせておくと良いのではないでしょうか。
そんな風呂敷ですが、最近では再生繊を使用したものが注目されています。
再生繊維とは、再生することが出来るゴミを利用して、新しく造りだした繊維のことです。
こちらの場合はゴミとして捨てられたペットボトルを使用しており、
エコとして企業からも急速に注目が集まっています。
そんな再生繊維を利用した風呂敷ですが、お手入れ方法は
どのようになっているのでしょうか。
一般的な素材を使用した風呂敷は、自宅で洗濯をすることは殆どできません。
ドライクリーニングとなっておりますので、クリーニング店にお願いするのが一番でしょう。
しかし、再生繊維を使用したものは、自宅で洗濯をすることが出来るのです。
洗濯機を使用するよりも、ぬるま湯で手洗いをした方が良いでしょう。
とても渇きやすい素材となっていますし、自宅で簡単に手洗いすることが出来るのは嬉しいです。
お手入れがしやすいものは、使用する回数も多くなるのではないでしょうか。
贈り物にもお勧めですので、友人や知人に贈ってみることをお勧めします。
風呂敷の折りシワの伸ばし方
風呂敷は長い歴史を持ち、優雅でありながら合理的なアイテムです。
一種のバッグということもできます。
長持ちさせるためには、正しいお手入れが必要です。
一口に風呂敷と言っても、いろいろな素材からできていますから
それぞれの素材にあったお手入れをすることがポイントです。
布でできているため、一度使っただけで、シワがついてしまいます。
どうすれば、折りシワを伸ばすことができるでしょうか。
シワが少しだけであれば、使用した後しばらく広げることで自然になくなります。
それでも取れない場合、基本はアイロンを使ってシワを伸ばします。
素材によって、適温が違うため注意しましょう。たとえば、レーヨンは低温でかけます。
シルク製やポリエステルの場合は中温でかけます。
コットンだけは高温でも大丈夫です。
いずれの場合も当て布して、裏側からかけるようにします。
スチームの水分で風呂敷が縮むことがあるため、スチーム機能は
使わないようにしなければいけません。
洗濯の仕方もそれぞれ違います。シルク製は着物と同じで家で
洗うことができません。ドライクリーニング店に出した方が良いでしょう。
洗濯機を使うより、手洗いした方が素材を傷つけることなく丁寧に洗うことができます。
洗濯機で洗うとほつれることがあります。
合繊を使った、気軽に使える物は洗濯機でも洗うことができますが、
洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
干すときは十分シワを伸ばしてハンガーにかけるなら
アイロンをかけなくてもきれいになります。